足がつる人必見

患者さんから　足がつるんだよねぇ…　というご相談を時々受けます。

足がつる原因は様々ですが、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルバランスが崩れた時や、水分不足、ミネラル不足の時に起こることが多いです。暑くなると食欲が低下して食べ物から摂取できる栄養素が少なくなってしまいます。
カリウムは果物や野菜、芋、豆、干物
カルシウムは牛乳、乳製品、小魚、海藻、緑黄色野菜
マグネシウムは豆、種実、海藻、魚介類
に多く含まれています。腎臓機能に問題があるなど、摂取を制限されている方はいけませんが、問題のない方はこれらの食品を取るようにしてみてください。

特に運動時につりやすい方は、汗をかくため体内の水分、塩分のバランスが崩れつりやすくなります。汗をかくような運動をするときにはミネラルウォーターなどでしっかり水分と塩分を含むミネラル分を補給してください。

朝方よくつる、という方は冷えが原因の一つかもしれません。
最近は寝るころにはまだ暑くて、布団をかけずに寝てしまい、朝方寒くて目が覚めるということはありませんか？特に足元が冷えると血行不良からつってしまうことがあります。そんな時は無理やり伸ばしたりせずに蒸しタオルで温めてあげてください。
　　
寝ているときにつる場合には、筋肉疲労も考えられます。
よく歩いた日や立ちっぱなしなど、筋肉をよく使ったときは筋肉と神経のつながりが悪くなってつりやすくなります。お風呂でしっかり温めて寝る前に軽いストレッチをしてみてください。

お酒を飲むと体内のミネラルバランスが崩れやすいので、つりやすくなります。

妊婦さんも胎児に栄養を補給しているのでつりやすくなります。また、妊娠にともなう急激な体重増加により、血管が圧迫されて血行が悪くなったり、お腹をかばうために足に負担がかかりすぎて筋緊張から足がつってしまうことがあります。

頻繁に繰り返される場合には、糖尿病、動脈硬化、甲状腺異常などの疾病や服用中の薬の副作用の可能性もありますので、ご相談ください。

いずれにしても、無理につった筋肉を伸ばそうとすると肉離れを起こす可能性もありますのでご注意ください。



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東洋整骨院　大幸院
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