2015年6月10日水曜日

効果的な水分補給

とうとう梅雨入りしましたね。雨も降らないと困りますが、あまり続くと土砂災害も心配です。洗濯物も乾きづらいですからこちらも困りものですよね。

先日のトライアスロン大会でも感じましたが、最近は熱中症対策として、水分だけでなく塩分も必要ということは皆さんご存知のようです。中には水を飲まず、塩タブレットをなめていたなんて方もいらっしゃいました。(速攻お水を飲んでいただきましたよ!)でも、糖分も必要だってことはご存知ですか❓
熱中症予防の水分補給として、日本体育協会では、0.1~0.2%の食塩(ナトリウム40~80mg
/100ml)と糖質を含んだ飲料を推奨しています。特に一時間以上運動をする時は4~8%の糖質を含んだものを摂取しましょう。ご自宅で1リットルの水、ティースプーン半分の食塩(2g)と角砂糖を好みに応じて数個溶かして作ることもできます。
長時間運動を続ける場合には、ナトリウム濃度をやや高くすることが必要です。トライアスロンなど長時間の運動では、血液のナトリウム濃度が低下して、熱痙攣が起こることが報告されています。(先日も実際にいらっしゃいました)
糖を含んだ飲料が推奨される理由は、腸管での水分吸収を促進することが挙げられます。主要な糖であるブドウ糖は、腸管内でナトリウムが同時にあると速やかに吸収されます。そして、それらに引っ張られて水分も吸収されるという仕組みです。ですから、塩分(ナトリウム)と糖を含んだ飲料で水分を補給し、減少した血漿量(血液のうち、血球成分=赤血球・白血球・血小板 などを除いた液体成分)を回復し維持させることが重要です。

大塚製薬さんの実験で飲料に含まれる糖の種類によって血漿量の回復に違いがあることもわかったそうです。詳しいことは省きますが、ブドウ糖と果糖を含む飲料は果糖主体の飲料よりも速く、しかも高いレベルまで血漿量が回復したそうです。
大塚製薬さんはポ〇リスエットという飲料を出していますから、自社製品に有利な実験結果を出しているのでは?などという疑心暗鬼にもなってしまいますが、糖分も必要というのは事実です。(ただし、とりすぎには注意してください)

それから、ビタミンC、B群 マグネシウム カリウムなどのミネラルの補給も大切です。サプリメントも上手に活用して本格的な夏を迎える前に熱中症対策をしていきましょう❢
当院では スポーツミネラル という黒砂糖を原料にした熱中症対策サプリメントも扱っています。
お気軽にお問い合わせください。

本日はサプリメントアドバイザー&登録販売者(医薬品販売)という立場からのブログでした ^ ^;

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東洋整骨院 大幸院
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